■2018年度第3回理事会報告〈事務局〉
海洋深層水利用学会2018年度第3回理事会 議事録
日時:2019年 3月15日(金) 15:00-17:30
場所:東京海洋大学 品川キャンパス 2号館2階200A-2会議室
出席者※1
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- 理事
- 池上康之、井上興治、今田千秋、大内一之、大塚耕司、尾高義夫、高橋正征、深見公雄、安永健、山田勝久
沖縄県(久保弘文)、高知県(川北浩久)
- 欠席
- 清水勝公、富山県(田子泰彦)※2、マリノフォーラム21(白石 學)※2
- オブザーバー
- 大久保澄(ホームページ編集幹事)、鈴木達夫(産公学連帯推進委員)
※1 理事は五十音順
※2 委任状あり |
- 配布資料
- ・資料1 日台韓交流委員会2018年度活動報告、2019年度活動計画
・資料2 ホームページ編集委員会2018年度活動報告、2019年度活動計画
・資料3 学会賞授賞審査委員会2018年度活動報告、2019年度活動計画
・資料4 利用促進委員会2018年度活動報告、2019年度活動計画
・資料5 研究発表企画委員会2018年度活動報告、2019年度活動計画
・資料6 論文誌編集委員会2018年度活動報告、2019年度活動計画
・資料7 総合戦略検討委員会2018年度活動報告、2019年度活動計画
・資料8 事務局報告(会員の動向、2018年度会計報告、2019年度予算案、総会案など)
議事 ≪2018年度活動内容、2019年度活動計画他≫
1.日台韓交流委員会(大塚委員長)
- a.
- 議案書に基づき、2018年度の日台韓交流の活動内容が報告され、2019年度の活動計画が諮られ承認された
- b.
- 2018年10月18日に海洋深層水利用学会、台湾深層海水資源利用学会、韓国海洋深層水利用学会の3学会の交流協定を第22回海洋深層水利用学会全国大会海洋深層水2018韓国大会において締結した
- c.
- 3学会の3国間協定締結により、日台交流委員会は日台韓交流委員会へ改名し、日台韓交流委員会が発足した
- d.
- 台湾深層海水資源利用学会研究成果発表会に高橋会長が招待され、大塚委員長が講演者として参加した(2018年12月6日、於:集思台大会議センター(台北市))
- e.
- 台湾深層海水資源利用学会特別シンポジウムに高橋会長が出席した(2019年12月7日、於:国立台湾史前文化会館(台東市))
- f.
- 2019年度は日台韓交流協定に基づき、相互の学会への(1)会員の派遣、(2)学会論文集への論文投稿、および(3)学会誌への記載事項に関する活動を行う
- g.
- 2019年度の活動費用として、100,000円を予定している
2. ホームページ編集委員会(尾高委員長)
- a.
- 議案書に基づき、2018年度内容が報告され、2019年度活動計画が諮られ承認された
- b.
- ホームページ更新による総会・理事会、全国大会、利用者懇談会、学会賞などの案内・報告、論文誌の掲載など
- c.
- メールアドレス登録会員へのメール配信(ホームページ更新の案内、共催・協賛イベント、会員提供情報など)
- d.
- サイト内検索機能の追加
- e.
- ホームページへのバナー広告の運用(案)を提示頂いた.料金、条件については、現状提示額から変更の可能性を示しておき、2019年度から開始予定.まずは事務局から団体会員へ、バナー広告の開始を周知することとした
- f.
- 登録会員へのメール配信について、メール設定により[迷惑メールフォルダ]に入る可能性があり、“迷惑メールに分類されないための状況確認および受信設定のお願い”について、事務局から紙面にて会員に周知することとした
- h.
- 2019年度以降は、ホームページの新着情報欄にメール配信情報も記載し、「メール配信履歴」掲載ページへのリンクを設定する
- i.
- 2019年度予算は、委託先の国際文献からの要請に基づき、約31万を予定している
3. ニュースレター編集委員会(今田委員長)
- a.
- 2018年度の活動状況の進捗状況について報告された
- b.
- 2018年度の次号ニュースレターをできるだけ早くに作成予定である
4. 学会賞授賞審査委員会(池上委員長)
- a.
- 議案書に基づき、2018年度の学会賞授賞者審査結果の報告および2019年度の活動計画が諮られ承認された
- b.
- 2018年度は期限内に4件(自薦0、薦4)の推薦有り、3件の学会賞および1件の特別功労賞を授与し、それぞれ第22回海洋深層水利用学会全国大会海洋深層水2018韓国大会において表彰式を行った
- c.
- 2019年度は4月1日付けで、学会賞および特別功労賞の候補者募集を開始する予定
- d.
- 特別功労賞の推薦フォームは、学会賞と別フォームで作成する
- e.
- 新設した特別功労賞について、以下の内規とする:
海洋深層水利用学会特別功労賞内規
- 授賞の目的
海洋深層水利用学会特別功労賞(以下、特別功労賞)は、海洋深層水利用研究の普及および人材育成、その他事業に貢献するところが大きいと認められる成果を公表した個人または団体を表彰するための賞である
- 授賞の対象
会員より自薦または他薦された個人会員または団体会員とする
- 審査の対象
①普及および人材育成活動
②論説・記事・ポスター発表
③利用事業促進
④その他授賞審査委員会が設定した対象
- 特別功労賞の選考
・理事会に授賞審査委員会を設ける
・委員会は、委員長を含め数名程度の委員で構成する
・委員の任期は 1 年とし、再任を妨げない
・審査委員長は、授賞候補者を選定し理事会に推薦する
・受賞者は、授賞審査委員会の推薦に基づき理事会が決定する
・授与件数は、年 1 件未満とする。
- 授賞の時期
毎年、全国大会において特別功労賞を授与する
- 賞品
賞状を授与する
5. 利用促進委員会(山田委員長)
- a.
- 議案書に基づき、2018年度活動内容が報告され、2019年度活動計画が諮られ承認された
- b.
- 2018年利用者懇談会は、韓国大会2018年10月17日に歓迎レセプションとして開催された
- c.
- 海洋深層水の周知と利用促進啓発(学術)活動として、日本補完代替医療学会誌に総説論文を投稿し、受理・掲載されている(山本他、海洋深層水の未病・予防医学分野における展望、15(2) 2018, pp.67-77(J-Stageで閲覧可) )
- d.
- 海洋深層水の周知と利用促進啓発(実証)活動として、海洋深層水の摂取による健康維持・増進効果の臨床研究を目的に、海洋深層水のミネラル成分配合を飲料水及び調理用として摂取することによる健康維持・増進効果に関する田規模介入試験の実施を久米島で実施することを企画提案している。研究費用は全額補助金などで賄う
- e.
- 海洋深層水の周知と利用促進啓発(実証)活動として、海洋深層水の摂取による健康維持・増進効果の臨床研究を目的に、海洋深層水のミネラル成分配合を飲料水及び調理用として摂取することによる健康維持・増進効果に関する大規模介入試験の実施を久米島で実施する”久米島プロジェクト”を企画提案した
- f.
- 2019年度の海洋深層水の周知と利用促進啓発(学術)活動として、海洋深層水利用におけるマイクロプラスチック問題について、レビュー論文を作成し、本学会の学会誌に投稿し、広く利用者に周知・啓発を図る予定
- g.
- 2019年度の海洋深層水の周知と利用促進啓発(実証)活動として、久米島プロジェクトの具体的な実施手段について詳細内容を提案し、実施に向けて検討していく予定。研究費用は全額補助金などで賄う
- h.
- 2019年度予算は久米島プロジェクトの調整費用を含め100,000円とする
6. 研究発表企画委員会(清水委員長/事務局代読)
- a.
- 議案書に基づき、2018年度活動内容が報告され、2019年度活動計画および第23回海洋深層水2019鹿児島大会実施要綱が諮られ承認された
- b.
- 海洋深層水2018韓国大会が2018年10月18日(木)、19日(金)に、大韓民国高城郡の「国会研修館」において開催された。研究発表は24題、ポスター発表は11件、計174名(日本:58名、台湾:17名、韓国:79名)が参加した
- c.
- 2019年は鹿児島大会として、10月10日に鹿児島大学内で講演会、11日~12日に甑島の見学ツアーとする
- d.
- 甑島の見学ツアーが参加者によって複数パターンがあるため、ホームページでの申し込みで選択肢を示し、参加申込の連絡は鹿児島海洋深層水協議会事務局を追加する
- e.
- 大会の共催となる鹿児島海洋深層水協議会および鹿児島大学が主体となり、大会開催期間中に、有料で商品展示ブースの設置、広告の展示および学会誌への広告を掲載することを妨げない。ただし、学会誌の広告については、これまで学会誌の有料広告費用として検討した料金を適用する。白黒1/4サイズおよびカラーについての規定がないため、下記の通り規定する
サイズ |
白黒 |
カラー(新設) |
A4 1項 |
30,000円 |
60,000円 |
A4 1/2項 |
15,000円 |
50,000円 |
A4 1/4項 |
7,500円(新設) |
|
- f.
- 共催である鹿児島大学の学生の参加希望者には、無料で講演に招待する。ただし、講演要旨集の配布部数は上限を設け、参加者全員に配布されることを保証しない
- g.
- 2020年度の研究発表会は佐渡で実施するよう調整している
7. 論文誌編集委員会(大内委員長)
- a.
- 議案書に基づき、2018年度活動内容が報告され、2019年度活動計画が諮られ承認された
- b.
- 2018年度「海洋深層水研究19号」は10月に第1号および第2号を発行した。第2号は韓国大会の論文要旨である
- c.
- 第3号は原著論文、韓国大会の報告、日台韓の学会長および企業代表の挨拶、学会賞受賞者の寄稿、企画原稿、その他ニュースレター、理事会報告などを掲載し、4月頃に発行予定
- e.
- 前回理事会の提案を基に、2018年度から、英文校閲としてBenjamin Martin氏が加わった
- f.
- 2019年度は恒例通り3号の発行を予定し、体制は継続の予定である
- g.
- 学会誌への広告の掲載について、積極的な勧誘をお願いしたく、総会などでも周知をお願いしたい
8. 総合戦略検討委員会(池上委員/井上委員)
- a.
- 議案書に基づき、2018年度活動内容が報告され、2019年度活動計画が諮られ承認された
- b.
- 2018年度は内閣海洋総合政策本部の事務局に、新しい第三期「海洋基本計画」について講演して頂いた
- c.
- 2019年度は関係省庁と情報交換し、国内の海洋深層水に関するプロジェクトの事業化の推進および来年度概算要求に向けて地元の活動を支援する
- d.
- 海洋深層水利用に関する学術分野の推進として、科研費「新学術領域研究(研究領域提案型)」への申請を提案する。
具体的内容については、2019年度理事会・総会前に有志で集まり、具体的内容を検討する
- e.
- 全国の海洋深層水の学術分野での利用推進として、全国共同利用共同研究施設である佐賀大学海洋エネルギー研究センターが協力して、可能な範囲で学術的な利用促進方法の検討を実施する
9. 事務局(安永)
- a.
- 議案書資料に基づき2018年度の会員動向、収支報告が報告され、2019年度活動計画が諮られ承認された
- b.
- 2018年の新規度入会者は、個人4名、退会者は個人6名、団体1機関、個人1名、団体1機関が除名予定である
- c.
- 2019年4月1日時点での会員数は個人122名、団体42機関を見込んでいる
- d.
- 2018年度の収支は、405,000円の赤字予算に対して、491,425円の黒字となった。これは、韓国での研究発表が韓国海洋深層水利用学会の協力により、本学会の負担が少なかったこと、論文誌第3号の未発行に因るものである.
- e.
- 2019年度の予算案は、765,000円の赤字を見込んでいる。これらは各委員会の予算を踏まえた内容であり、論文誌については第3号の発行費用が反映されるべきであるが、近年の執行状況から、本予算案内で執行可能と見込む
- f.
- 会員の方には、財政状況を理解頂き、学会誌、ホームページなどへの広告の掲載に協力を頂くべく呼びかける
- g.
- 2019年度第1回理事会および総会は2019年5月29日(水)とし、時間などは下記素案を基に計画する:
- 第1回理事会
- :13:00~14:00 (於:東京海洋大学白鷹館2階多目的スペース1)
- 総会
- : 15:00~15:50 (於:東京海洋大学白鷹館2階多目的スペース1)
- 講演会
- : 16:00~17:30 (於:東京海洋大学白鷹館2階多目的スペース1)
- 情報交換会
- :18:00~20:00 (於:東京海洋大学(生協食堂)
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